それは突然の発表でした。
2006年7月28日・8耐ウィークの金曜日の全走行が終了後,
北川圭一選手は今シーズンでの引退を発表。
2005年より日本人初のフル参戦ライダーとして世界耐久選手権のチャンピオンを獲得し,連覇に向けて戦っている中での発表でした。
もう次は無いのデス。
金曜の夜よりグルグルと悩み,
鈴鹿に向かう途中でもメットの中で涙が溢れ鼻水と共に伝ってくる有様。
2001年にはRFOC全国大会の宴会に来てくれて翌日の竜洋でも楽しませてくれ,翌年の箱根にも足を運んでくれたあの北川圭一。
8耐を心待ちにしているあのワクワクは今年限りなのか?
来年以降,表彰台の真ん中に上る北川圭一を応援席のみんなで喜ぶコトは出来ないのか?
今年を逃せば2003年最後のピット後にながしたアノ悔し涙は晴らすコトは出来ないのか?
鈴鹿に到着した後もその空気を受け入れがたい自分。
土曜の走行が終了し,
いつものお店で閉店まで飲みながらフと聞く。
「ボルドールって,幾ら?」
迎えた30日の決勝の朝,
9月16日〜17日に行われるボルドール24時間耐久レースを見届けるコトにしました。
現在,どのフライトに空きがあるか,
成田発の組と連絡をとりながら行動しています。
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