記事No.67 へのコメントです。
気象庁の予報もコレ以上は外れないだろうッテ位の快晴・猛暑の中で300kmの決勝レースを一人で走りきった北川圭一選手は見事2位表彰台を獲得しました。優勝は唯一のワークス・7☆ホンダの井筒・宇川ペアに譲りましたが,
このレースただ単に2位だったという訳ではありません。
SBカテゴリーでエントリーしたのは7☆とケンツ,ヨシムラ。
しかしホントのSB仕様はホンダだけで,ヨシムラ篤はエンジンのみSBで車体はJSBのまま,ケンツ北川に至っては準備が間に合わずまんまJSB。
北川はそんな状態でワークスSBのコンマ5秒落ちで周回を続け終盤になってもタイムの落ち込みがないと云う鉄人ぶりでした。
ヨシムラ篤は終盤にタイムが落ちたのと対照的です。
んでこっから本題。
以前のS-NKは1台丸ごと350万円で買い取り制度があったし,JSBは各パーツに対して買い取り規制があるため使いたくても使えないパーツがある。
でもSBでエントリーすれば使えなかった部品が使える。
今回の鈴鹿300kmでは7☆がコースレコードを出し,
レースを支配したのだが,最終コーナーを下りてくる時のマシンの挙動がビタッと安定していた。
ケンツ・ヨシムラはマシンが少し振られていた。
でも裏ストレートはヨシムラのマシンの方が最高速は出ている。
市販品されている120万円のフロントフォークと
レース部門が開発しているフロントフォークではその辺りに違いが出ているようだ。
スズキのスタッフによると1本300万円・1台分のセットで600万円っちゅう値段がドコから算出されたのかは分からないが,
レース後のケンツピットとヨシムラピットではスズキGPチームの鴨宮監督とスズキの偉い人がマシンを前に話し込んでいた。
ほらほら,8耐を前にしてJSBの限界が分かって,
何をどうしたら7☆を喰えるか見えてきたでしょー。
JSBとして見た場合,他のチームをぶっちぎってるんですよ。
山タツだろうが中富だろうが北川の遥か後ろでレースしてたんだから,
次の茂木に向けてイイ方向になってきたでしょー。
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