記事No.176 へのコメントです。
もしも400・600のワイヤークラッチなら、クラッチが多少磨り減ることにより、ワイヤーの遊びの調整がずれてて、クラッチを完全に切っても半クラッチ状態になっていれば、ギアのリンクがうまくいかないことがあるかもしれません。ご存知の通り(?)バイクのギアは常時噛み合い式で、ドッグリンクをスライドさせて所定のギアにあわせるという仕組みで、シフトチェンジの際、一瞬トラクションを抜いてやれば噛み合い部分の力が抜けて低いほうのギアのドグ歯が外れて次のギアのドグ歯がスライドして噛み合うという状況になっています。
ところが、シフトチェンジに少し時間がかかったり、パワーが抜けきらなければ抜けなかったり、噛み合い切れずに途中でドグ歯が止まってしまい異音が出る(知人曰く「ギアがハーフになる」)ことがあります。
もし、クラッチを使わないでシフトチェンジしてみて異常がなかったり、停止中にニュートラルが出しにくい(やたら硬い)場合は、クラッチの調整を疑ってみるといいと思います。
また、潤滑がうまく行ってないと起きることがあるようで、僕の900も4〜5速でハーフが起きることがあったのですが、マイクロロン入れたらその症状が改善されました。 [ この記事にコメントを返信する ] [ 原文引用 ]